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安心・安全な舞台を、「みんなで」作り上げたい。-Tokyo総おどり実行委員長 鈴木健斗-

新型コロナウイルスの影響で数多くのイベント・お祭り・企画の開催が断念されていく中で、どうしようもないもどかしさを感じる日々が続いています。

特に学生の青春や大切な表現の機会が失われてしまっている、そのことに対して「何かできることはないか」と毎日のように考えます。

学生の青春は、今しかない。

そんな中、大学の後輩が「発表の場を失ったダンスサークル・部活動に、新しい舞台を作る」ということを打ち出しました。

身体にまとわりついて離れない不安と閉塞感にあふれたこの毎日を照らしてくれるような、強い覚悟と、温かい思いやりにあふれた企画です。

そんな勇気ある一歩を踏み出したのは、「Tokyo総おどり」実行委員長を務める鈴木健斗さん。

鈴木さんは早稲田大学在学中にダンスパフォーマンスサークルで幹事長を務め、その後は社会人のよさこいチームに所属しながら、パフォーマンスやお祭りに精力的に関わってきた方です。

また、コロナ禍において部活動やサークル活動などの青春と向き合う人たちのストーリーを共有するメディア「2020年の青春」を企画するなど、オフライン/オンラインに限らず若者の今しかない青春と真摯に向き合い続けています。

鈴木さんが立ち上げた「Tokyo総おどり」は、新型コロナウイルスによって発表の場を失った”踊り”に青春を捧げる若者たちに送る大切な舞台。

その背景にはどんな想いが込められているのか。
コロナウイルスに対する感染対策は万全なのか。
参加するにはどういった手順が必要になるのか。

鈴木さんの強い覚悟と想いに触れながら、注目の企画「Tokyo総おどり」についてお話を伺いました。

Tokyo総おどり

2020年10月31日(土)池袋西口公園野外劇場にて開催予定。ストリートダンス、よさこい、チアなど、あらゆる”踊り”が参加可能な、 オールジャンルのダンスフェスティバル。発表の場を失ったダンスサークル・部活動に、新しい舞台を届ける。主催:Tokyo総おどり実行委員会。

HP:https://www.tsoh-odori.com/
Twitter:@tsoh_official
Instagram:@tsoh.official/

オールジャンルのダンスフェスティバル「Tokyo総おどり」

─「Tokyo総おどり」とはどういったイベントなのでしょうか?

鈴木:まず、Tokyo総おどりは「オールジャンルのダンスフェスティバル」という部分が大きな特徴です。

よさこいに限らず、ストリートダンスであったりとか、あるいはフラダンス、チアリーディング、ベリーダンス、フリースタイルバスケなど、色々なダンスパフォーマンスが世の中にはあふれていると思います。

そういった踊りに関わる誰もが参加できるイベントとして、この「Tokyo総おどり」を企画しました。

─「パフォーマンスの祭典」のような

鈴木:そうですね、僕もパフォーマンスに関わっている者として「感動の原体験」というのが母校の早稲田祭にあります。

早稲田大学には色々なパフォーマンスサークルがあるのですが、チアリーディングやストリートダンスなどあらゆるジャンルのパフォーマンスの熱気が集まった景色が感動の原体験になっていて。

でも、このコロナ禍で、自分が青春時代を共にしたパフォーマンスサークルなんかが軒並み出演イベントを失っていて。自分自身、学生時代に踊りに青春を捧げた人間として、発表の場を失った人たちに、何かできないかなと思ったんです。

団体によっては、今年10個以上のイベントに出る予定だったのが1つ2つ減っていったり、そういう中で失われていく機会を補うことができないか、新しいお祭りや舞台を作れないかということを今年の3月あたりに考え始めました。

実際はコロナウイルスの影響もどんどん悪化していく一方で、もう予定されていたイベントもほとんどなくなってしまいましたが…

─本当につらい世の中ですよね…

鈴木:でも、この自粛期間中もオンライン飲み会などで僕の考えを周りの人たちに伝えながら、自分の中で気持ちを固めていきました。

そして緊急事態宣言が解除され具体的に動き出せるようになってきたこともあって、Tokyo総おどりの企画・実施に向けて動き始めたんです。

─いいですね。yosariとしても学生に対して何かできないかということを常日頃考えますが、オンラインイベントが主なこの状況で「舞台を届ける」ということに踏み込んだのは本当にすごいことだと思います。

鈴木:今は無観客やオンライン上でのイベントはあるので、あえてオフラインのものを作ることに意義があるのかなって思ったんです。

オフラインには画面越しに見ているだけでは伝わってこない感動があって、例えば床のしなる感覚だったり、パフォーマーから直で伝わってくる熱気だったり、周りの人たちとあのシーンとしてる静寂を共有している感じだったり。

あの感じがやはりオンラインでは代替できないものがあると思っているので、もちろん感染対策にはしっかりと気を配りながらオフラインでTokyo総おどりを開催しようと決心しました。

運営側も参加側も納得するための「プレエントリー」

─参加団体をプレエントリーで募集していますが、これにはどういった意図が込められているのでしょうか。

鈴木:まず、企画として運営側から参加団体に対して「ルールや規制を押し付けたくない」と思っていて。

コロナショックの中で「できないこと」「してはいけないこと」が増えていますが、僕は物事を進めていくときにできるだけ関係する人たちと対話して、その上でお互いに納得して前に進んでいくということを大切にしています。

だから、今回もTokyo総おどりを開催するにあたって様々なガイドラインを設ける必要がありますが、それも参加団体の方の声や状況をしっかり拾いながらやっていきたいと思ったんです。

─声を拾う、お互いに納得する。とても大切なことですね。

鈴木:その結果として今回は本募集の前に「プレエントリー」を用意し、あらかじめ感染対策ガイドライン参加要項を見ていただいた上で参加を検討してもらうようにしています。

プレエントリー後の流れ(予定)

同時に、このガイドラインと参加要項に対して何か懸念点があれば、プレエントリーフォームなどを通して実行委員会へお問い合わせいただくこともできます。

僕たち運営側もまた、プレエントリー期間を通じていただいた企画への疑問や懸念点を考慮した上で、最終的なガイドラインと参加要項を作成し「本募集」という形でご連絡を差し上げます。

そうして、運営側だけでなく参加していただく皆さんとの対話を通じて納得していただいた上で、企画を進めていければと思っています。

「Tokyo総おどり」プレエントリーについて

参加をご検討されている団体の代表者様は、まず下記の募集要項と感染対策ガイドラインをご確認いただき、【2020年8月28日(金)23:59】までにプレエントリーをお願いします(*1)(*2)。​

(*1)プレエントリーは、参加を確定するものではございません。あくまで当イベントのニーズを把握するためのものです。ただし、後日実施する本エントリーには、プレエントリーをしていることが必須となります。そのため、現時点で少しでも参加を検討されている場合には、プレエントリーをしていただけるよう、お願い申し上げます。

(*2)上記の募集要項と感染対策ガイドラインは、あくまで現段階でのβ版です。最終的な要項とガイドラインは、プレエントリーいただいた皆さまからのご意見を伺いつつ、本募集前に決定いたします。そのため、現案に対して何か懸念点がございます場合は、プレエントリーフォームやお問い合わせ先【info.tokyosohodori@gmail.com】より、遠慮なくご相談ください。

出典:Tokyo総おどり

「安心」「安全」な舞台をみんなで作りたい

─Tokyo総おどりを観覧する方法や注意点などはありますか?

鈴木:スタッフや参加者向けの感染対策は別途に考えているのですが、観覧ということに関して言うと、感染拡大を防止するために、イベント当日から開催後にかけての対策が重要となります。これについて、いま各業界が出しているガイドラインなどを参考にしつつ、内容を詰めているところです。

たとえば、当日の対策としては、まず会場を1箇所に絞っているというものひとつですよね。その上で、会場を仕切りで囲って入場制限をかけ、会場内の密を防ごうと考えています。入場時にはマスクの着用をお願いし、検温などの体調確認も実施します。

観客席も通常の1/3程度に減らして、1席ごとにソーシャルディスタンシングに配慮した間隔を設ける予定です。来場者が出入りするごとに席を消毒するスタッフも配置しますし、万が一の事態が起こった場合に、看護師さんを派遣することも予定しています。

また当日の対策だけでなく、開催後も視野に入れた対策も必要です。具体的に言うと、万が一にも感染者が確認された場合に、各関係者へ迅速に連絡が行き届く体制をつくることですね。

これに関しては、来場者の方々に入場時に氏名と連絡先を記帳いただくようにして、対策していこうと考えています。

─もちろんその辺りの感染対策はしっかりと行なっていくということですね。

鈴木:はい、「安心」「安全」な形で開催するというのが一番大切だと思っています。

正直なところ状況が状況なので、運営側はもちろん、参加者も観客側も、一般的なエンタメイベントより気を配らなきゃいけない場面が多々あると思います。言い方を変えれば、一人ひとりが自分のなす行為に対して「本気」を求められるのかなと。ちょっと面倒くさいですよね。

でも、そういう場だからこそ、通常のエンターテイメントとは違う、ここでしか得られない感動もまたあるんじゃないかなとも思っています。

「可能性」が少しでも未来にある限り

─それでは最後にメッセージをお願いします。

鈴木:正直、今でも「Tokyo総おどり」についてまだ迷ったり悩んだりすることがたくさんあります。

みんなどういう風にこのイベントを思ってるんだろう。みんなにとって意味のあるイベントなのかな。舞台に乗れる人がいれば乗れない人だっている。期待させておいて開催できなかったら、せっかくの期待を裏切ってしまうのではないか。

そうして、このイベントをやることに対して色々な気持ちや感情が渦巻いています。

でも、自分がやろうとしていることに価値があるのかどうかって、実際にやってみないとわからなくて。

実行委員の1人も「何かをやる意味は”やってから”じゃないとわからないですよね」と言ってくれて、その一心でこうして企画の発表へと踏み出しました。

だから、企画の参加や観覧を検討してくださっている皆さんの中にはもしかしたら迷いが生まれているかもしれませんが、もしこの不透明な状況の中でTokyo総おどりに懸けてくださるのであれば、全力でサポートしていきます。

その「可能性」が少しでも未来にある限り。少しでもご協力をいただけたら嬉しいです、よろしくお願いいたします!


「Tokyo総おどり」開催概要

【イベント内容】
オールジャンル・ダンスフェスティバル​

【日程】
2020年10月31日(土)
12:00 開演 / 19:30 終演(予定)

【会場】
池袋西口公園野外劇場

【参加費 / 観覧料】
参加費:1人3,500円(予定)
観覧料:無料
*感染症対策のため、入場時に受付で連絡先(メールアドレス or 電話番号)を記帳いただきます

募集要項(β) / 感染対策ガイドライン(β)

観覧をご希望される方はこちら

HP:https://www.tsoh-odori.com/
Twitter:@tsoh_official
Instagram:@tsoh.official/

執筆・編集:坂本陸

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